コラム

子宮頸がんなどの予防のためのHPVワクチンは小学校６年生～高校１年生の女性が定期予防接種の対象で、無料で接種できます。

高校生～27歳（1997年度生まれ）の女性は、本体の定期接種の期間は過ぎているのですが、「キャッチアップ接種」という特例で、今年度まで無料で接種できます。HPVワクチンを公費で（無料で）接種できるのが今年度まで、です。

全３回を接種するのに約半年かかるため、３月末にはもう間に合わない…のですが、

『2025年3月末までに1回以上接種すれば、残りの回数は2025年度中まで無料で接種できる』

と、接種期間の猶予がのびました！

ですので、まだ１回も接種していない、という方は、今月中に１回目を接種すればまだ間に合います。

接種するには？

●接種券があるか確認

→なければ、住民票がある市区町村の保健所に連絡

●対象医療機関に予約をとる

※東京23区は、区内に限らず、23区どこの対象医療機関でも大丈夫です。

Inaba Clinicでは、23区すべての接種券が利用できます。

HPVワクチンを接種しようかまだ迷っている…という方はこちらもご覧下さい。

ほんまに最後のチャンスなので、あとから後悔しないよう、この機会を逃さないで下さいね…！

Inaba Clinic 院長・産婦人科専門医
稲葉可奈子